【フォーラム】2017年度二国間交流事業・国際学術大会(@韓国 圓光大学校)

円光大学校宗教問題研究所50 年記念学術大会

「日韓伝統思想の近代化過程と
批判的省察」

日時  :2017年10月20日(金)~21日(土)
場所  :圓光大学校 崇山記念館 2 階 1 セミナー室
主催  :圓光大学校宗教問題研究所
共同主幹:圓光大学校宗教問題研究所、東北大学日本思想史研究室 、
     日本東アジア実学研究会

■プログラム


プログラム(日本語):PDF

■関連資料

 本学術大会の関連論文は2017年度『〈霊性〉と〈平和〉』第3号に掲載されております。詳しくは東アジア〈霊性〉・〈平和〉研究会 論文公開ページをご覧ください。

■写真
基調講演:板垣雄三 「〈伝統と近代〉を問い直す saty ā graha(真理把握—病める欧米的 modernityの末路に際して」
報告:片岡龍「日本と韓国における「実学」の近代化」
第12回 東学農民軍の歴史を訪ねる旅 2017 集合写真(金堤市 院坪執綱所にて)

【会員の図書】モシムとサリム研究所『殺生の文明からサリムの文明へ』

タイトル:『殺生の文明からサリムの文明へ
       ―ハンサリム宣言・ハンサリム宣言再読』
原題  :『죽임의 문명에서 살림의 문명으로
       ―한살림선언・한살림선언 다시읽기』
刊行日 :2014年07月
編著者名:モシムとサリム研究所(著)大西秀尚(訳)
出版社 :神戸学生青年センター出版部
ISBN : 978-4-906460-46-5

■目次

・李炳哲「再びハンサリムを宣言しつつ
      ―ハンサリム宣言二〇周年に寄せて」(PDF
・編集者の言葉「〈殺生の文明からサリムの文明へ〉を編んで」
・朱曜燮「<ハンサリム宣言再読>を編んで」
■1部 ハンサリム宣言―生命の地平を望みつつ
・産業文明の危機
・機械論的モデルのイデオロギー
・全一的生命の創造的進化
・人間の中に奉じられている宇宙生命
・ハンサリム
■2部 ハンサリム宣言再読―ハンサリム世界を希望する
・もう一つの歴史
・ハンサリム宣言の誕生
・時代状況
・宣言に表れた思想
・宣言の構想と内容
・ハンサリム世界
■再びハンサリムの道を問う
・再び新しく
・転換の時代
・ハンサリム運動
・サリムの網
・ハンサリム、生命平和の道
■ハンサリムの歩んだ道 1986~2011(PDF
■大西秀尚「翻訳を終えて」 (PDF

※ハンサリム宣言文とは、生命文化運動としてのハンサリム運動の理念と方向性を確立するために行われた研究会・討論会での合意内容を張壹淳、朴在一、崔惠成、金芝河が整理し、1989年に「ハンサリムの集い」代表の崔惠成が採択した宣言文。研究会・討論会は1988年から1年に渡って行われており、共同体運動と世界の協働運動、環境危機と生態主義、東学をはじめとする伝統思想など、様々な分野や世界史の流れに関する検討・討論が為されていたという。(モシムとサリム研究所「ハンサリム宣言」紹介ページ神戸学生青年センター出版記念講演会ページ参考)