【大会】日本東アジア実学研究会 2023年度国内大会 2023年8月26日(土)

日本東アジア実学研究会
2023 年度国内大会

開催日:2023 年 8 月 26 日(土)
会 場:立命館大学衣笠キャンパス(末川記念会館 SK101 教室)
資 料:【2023年度国内大会】大会プログラム.pdf

    ※27日(日)の日程は諸事情により中止になりました。

【8月26日(土)】

● 開会

13:00~13:05 開会挨拶 片岡龍(会長・東北大学)
進行方法の確認 松川雅信(大会実行委員長・神戸市外国語大学)

● 個別研究報告

13:05~13:30 第 1 報告:賈光佐(東北大学・院)
「明代養生学とその日本伝来―高元泰『養生編』の出典論的考察」
司会:向静静(立命館大学)

13:35~14:00 第 2 報告:池上広亮(東京外国語大学・院)
「江戸時代の「公論」について―「公儀」との関連から」
司会:向静静(立命館大学)

14:05~14:30 第 3 報告:張倩鈺(東北大学・院)
「『文明論女大学』の「なかよく」から見る土居光華の家族観」
司会:田中豊(関西学院大学)

14:35~15:00 第 4 報告:ハンデンシ(東北大学・院)
「闇斎学における本質と実在―垂加神道の視点から見る」
司会:田中豊(関西学院大学)

15:05~15:30 第 5 報告:増田友哉(東北大学・院)
「三教一致から国学へ―『旧事大成経』、太宰春台、賀茂真淵」
司会:高橋恭寛(多摩大学)

15:35~16:00 第 6 報告:古文英(立命館大学)
「池田草庵とその門人たち」
司会:高橋恭寛(多摩大学)

16:05~16:30 第 7 報告:田得霖(名古屋大学・院)
「元田永孚の「教学」論」
司会:島田雄一郎(大島商船高等専門学校)

16:35~17:00 第 8 報告:閻秋君(仙台高等専門学校)
「立達学園創設者・匡互生の人格教育に関する一考察―教育事業の「縁」と「因」を手がかりに」
司会:島田雄一郎(大島商船高等専門学校)

17:05~17:30 第 9 報告:YOUN SUYEON(京都大学・院)
「玄洋社に内在する「半超越的」天皇」
司会:佐々木隼相(東北大学・院)

17:35~18:00 第 10 報告:高城建人(京都大学・非)
「1950 年代初頭韓国における民主主義言説の相克
 ―1952 年李承晩政権と国会との論争を中心に」
司会:佐々木隼相(東北大学・院)

● 懇親会

18:30~ 会場:鳥舎のんき(京都市北区平野上柳町 10‐21 なみえビル 1 階)

【8月27日(日)】

※27日(日)の日程は諸事情により中止になりました。

招待講演

※無料公開
10:00~11:30 谷徹也(立命館大学)「李文長からみる近世初頭の学問領域」
司会:松川雅信(神戸市外国語大学)

● 総会

※会員のみ参加可
11:45~12:15

【諸連絡】

● 個別研究報告について

・持ち時間は質疑を含め 25 分(目安:報告 15 分・質疑 10 分)、時間厳守でお願いします。
・経過時間をお知らせするベルは鳴らしません。報告者・司会者の責任においてタイムキープをお願いいたします。
・各報告の間に 5 分の準備時間を設けています。パソコンを用いた資料呈示のご準備や、報告者・司会者の交代等は、その間にお願いいたします。
・会場には備付のパソコンを一台ご用意いたしております。
・レジュメ等の配布資料がある場合には、事前に各自で 40 部ご準備ください。会場での印刷はできません

● 参加申込について

・参加費:1,000 円
・懇親会費:専任教員 6,000 円 非専任・大学院生 3,000 円
※振込口座等は設けておりません。当日、受付にてお支払ください。

・参加申込方法:
こちらのフォームより、8 月 20 日(日)までにお申し込みください。あるいは、大会実行委員の田中豊(E-mail:tanakayu1847*gmail.com)まで直接ご連絡ください。
(*を@に置き換えてください)

● 開催校よりの注意事項

・立命館大学には 3 つのキャンパスがありますが、今回の会場は衣笠キャンパス(京都市北区等持院北町 56-1)となります。
・弁当の用意はいたしません。昼食はキャンパス周辺の飲食店、コンビニをご利用いただくか、ご自身でご準備ください。大学生協は土日休業です。

● 会場までのアクセス

※詳細は、立命館大学 HP→アクセス→衣笠キャンパスよりご覧ください。

◇京都駅(JR・近鉄)から

・京都市バス「京都駅前 B2 のりば」より、50 系統で「立命館大学前(終点)」(約 40 分)
・JR バス「京都駅 3 番のりば」より、高雄・京北線で「立命館大学前」(約 30 分)

◇円町駅(JR)から

・京都市バス「西ノ京円町 E のりば」より、15 系統で「立命館大学前(終点)」(約 10 分)
・JR バス「円町」より、高雄・京北線で「立命館大学前」(約 10 分)

◇西院駅(阪急)から

・京都市バス「西大路四条 E のりば」より、205 系統で「衣笠校前」(約 15 分)、そこから徒歩(約 10 分)

◇三条駅(京阪)から

・京都市バス「三条京阪前 1 番のりば」より、51 系統で「立命館大学前(終点)」(約 35 分)
・京都市バス「三条京阪前 1 番のりば」より、15 系統で「立命館大学前(終点)」(約 35 分)
・京都市バス「三条京阪前 2 番のりば」より、59 系統で「立命館大学前」(約 40 分)

● キャンパスマップ

※詳細は、立命館大学 HP→キャンパスマップ→衣笠キャンパスよりご覧ください。

● お問い合わせ先

・ご不明点は、大会実行委員長の松川雅信(E-mail:matsu-m*inst.kobe-cufs.ac.jp)までお問い合わせください。(*を@に置き換えてください)

【大会】日本東アジア実学研究会2022 年度国内大会 2022年7月23日(土)

「地球危機の時代に考える自然と人間と実学」

日時  :2022年7月23日(土) 
会場  :Zoom によるオンライン 開催

趣旨文

 21 世紀に入り 、地球ということを強く意識する時代に 今 我々は 生きている。我々は、地球市民として、諸国家・ 諸民族・ 諸宗教・ 諸文明 ・諸文化 の間の 対話を 通して、人類の過去を省み、イデオロギーの対立を超え、核兵器 を廃絶し、地球環境問題に対処し 、持続可能で多様性に満ちた寛容で 平和な世界 文化の実現を目指し、未来に向けて創造的に歩むことが求められる。
 他方で、今日、地球 の各地域で起こっていること、そして自然と人間の生命を育む地球の環境は、危機的かつ終末的な状況にある。2022 年2月 2 4 日ロシアがウクライナに侵攻し、今日も戦争による死者が出ている。新自由主義の経済観 は、コロナ・パンデミックにあっても、経済成長優先の政策を促し、経済格差 を広げ 、教育や福祉 、他者のケアに従事する人々や 貧困 家庭に対して支援の手を十分に行き届かせているとはいえない 。さらに、気候変動による各地域での異常気象の発生 頻度が上がり、生物多様性の 喪失が進み、地球の気温上昇は取り返しのつかない時点に来ている。すべては、人間による自然の搾取、我による他者の疎外と搾取の結果 として今の地球の現実があると考えられる。
 人間には、自然と人間に対する実在感(Sense of Reality と生命が育まれることへの心の驚き(Sense of Wonder がある。今、改めて、人間が持つ本心に立ち返り、自然 と他者に対 して相互に活力を与える人格的交流の主体としての人間、すなわち TRUE AND REAL LEARNING ”としての実学の担い手 である人間 のあり方について考え てみたい 。
 以上のような問題状況の認識に基づき、本大会のテーマを「地球危機の時代に考える自然と人間と実学」とした。本大会における参加者相互の真摯で熱心な対話が、TRUE AND REAL LEARNING ”としての実学、すなわち人文科学的に過去の人類の思想的営為に学び、さらに社会科学的、自然科学的にも、未来に向けての新たな「真実」( true )と「現実」 realityを探究し、「自分たちの生き方を思想化し、自然と社会に責任をもつ学問」(会則第一条)としての 「実心実学」の構築に寄与することを期待したい。

■オンライン会議動画
■プログラム

●開会挨拶・進行方法の確認
10:00~10:10 開会 挨拶 片岡龍 (日本東アジア実学研究会会長 東北大学大学院教授)
進行方法の確認 島田雄一郎

●基調講演
10:10~11:10 服部英二 (本研究会会員 元ユネスコ事務局長官房特別参与)
「メシア思想と覇権主義 キエフ・ルーシから八紘一宇まで 」
11:20~12:00 質疑応答 (10分休憩後)

●昼食休憩
12:00~13:00

●個別研究報告 持ち時間30分 (※目安:発表時間 20 分 質疑 10 分 二部屋開催)
※Room01
13:00~13:30 崔雪萍 (東北大学大学院)
「「草木」における「観念の世界」の構築と養生法 万里集九の『梅花無尽蔵』をめぐって 」
13:30~14:00 賈光佐 (東北大学大学院)
「独立性易の「一息」論及びその日本医学への影響について 」
14:00~14:30 郭旻錫 (京都大学大学院)
「否定性としての「天命之性」と「創造的主体」の模索―朴鍾鴻哲学の主体論 」
14:30~15:00 田中豊 (関西学院大学)
「中江兆民はルソーの「自然」( nature )を如何に理解したか 」

※Room02
13:00~13:30 樊传燊  (東北大学大学院)
「幕末における修養思想―山口菅山を中心として― 」
13:30~14:00 呉佩遙 (東北大学大学院)
「日露戦争後の「人格」と「信仰」 「仏陀」の歴史性と超越性をめぐって 」
14:00~14:30 高城健人 (京都大学大学院)
「19 世紀後半から 20 世紀前半の朝鮮半島における民主主義談論に つ いて 」

●総会
15:00 新役員あいさつ、新プロジェクト紹介、会費変更の決議など
●懇親会
総会終了後 発表者を囲んでの意見交流

■関連資料

大会プログラム.PDF
趣旨文.PDF
個別発表案内.PDF
服部先生ご講演資料「メシア思想と覇権主義」

投稿日: カテゴリー 大会

【お知らせ】日本東アジア実学研究会 2021 年度国内大会のご案内 5 月 29 日(土) 13:00~16:30

日本東アジア実学研究会 2021年度国内大会(PDF

開催日:2021年5月29日(土) 13:00~16:30
開催方法:Zoomによるオンライン開催

総合司会 高橋恭寛(多摩大学)

●開会挨拶・進行方法の確認 (13:00~)
開会挨拶 片岡龍(日本東アジア実学研究会会長 東北大学大学院教授)
進行方法の確認 高橋恭寛


●基調講演(非会員歓迎)
小島康敬
(日本東アジア実学研究会副会長 国際基督教大学名誉教授)
「源日本思想史学―その根底にある人間理解―」


●研究報告(発表者一覧)
渡邊裕馬(埼玉大学大学院)
「少論また湖論に対する反駁としての農巖金昌協「知覚」論再考」

李然(京都大学大学院)
「李徳懋の「日本学」の形成について」

銭月(東北大学大学院)
「雲起社からみる明末福建における文人結社の様相及び影響」

高城建人(京都大学大学院)
「李承晩の政治体制・民意・政党認識とその限界」

銭正枝(京都大学大学院)
「近代日本における「美術」概念と道教―岡倉天心の言説を中心に」

王一兵(東北大学大学院)
「大槻玄沢のロシア研究における南下政策と切支丹宗門―『北辺探事』を中心に」

増田友哉(東北大学大学院)
「本居宣長のヒューマニズム ―武ならざる雅の追求」


【参加申込方法】
 下記のURLかQRコードよりお申し込みください。お申し込みいただいたメールアドレス宛に2021年5月下旬に大会用のZoomリンク・IDをお送りします。

※研究報告の各Roomに関しては、同様に、Zoomリンクを確認したいと思います。

参加申込フォーム:https://forms.gle/dbBcqmRuMvUZtYVFA

【入会の御案内】

非会員の方は、この機会に是非ご入会いただければ幸いです。
日本東アジア実学研究会「入会案内/会費


※ご不明な点は、国内大会準備委員会担当の高橋までお問い合わせください。

【連絡先】
多摩大学経営情報学部 高橋恭寛
E-mail:takahashi-ya*tama.ac.jp (*を@に置き換えてください)
電話:042-337-7128