参考論文: ①Sunghwan Jo, ‘Nimology: Posthumanism in Modern Korea’(PDF) ②趙晟桓・許南診「アニミズムの復活と韓国のニム学」<韓国語> ③イジュヨン「「アニミズムの復活と韓国のニム学」を読んで」<韓国語> ④崔玲愛「中国古代音より見た韓国語「ムオッ」「ムーダン」「ニム」の語源問題」
「近代」とは、古い既知の世界から新しい未知の世界へ踏み入ろうとする知識・感情・意志をもった時代である。そこにはつねにリスクと機会が伴っている。「暴走」とは、制御不可能性が高まるという意味である。したがって、暴走する「近代」とは、リスクを克服し、機会を活用するための科学(「実学」true and real learning)の有効性が低下した時代と言える。あるいは、近代の科学技術(「実用実学」real learning)自体が「暴走」し始めているとも言える。
会議名:第15回<東アジア実学>国際フォーラム The 15th International Forum on‘True and Real Learning of East Asia’ 総合主題:「近代の暴走と実心実学」 日時:2019年12月21日(土)~22日(日) 会場:東北大学川内南キャンパス文科系総合講義棟 主催:東北大学大学院文学研究科日本思想史研究室 共催:日本東アジア実学研究会・韓国実学学会・中国実学研究会・東北韓国学フォーラム