【お知らせ】6月26日(金)東北大学韓国学セミナー《コロナ禍の中の在日コリアンの現状と展望:ウェブセミナー》

6月26日(金)東北大学韓国学セミナー《コロナ禍の中の在日コリアンの現状と展望:ウェブセミナー》

※東北韓国学フォーラムホームページ詳細記事はこちらをご覧ください。

【開催趣旨】
 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、その前後でわれわれの暮らしを大きく様変わりさせた。グローバル時代の到来を受け、あたかも「地球村」に生きるかのように容易に国境をまたぎ、国際的な移動や移住を自由に行ってきた現代人にとって、新型コロナは多方面に多大な影響を及ぼしている。特にパンデミックによる国際間の移動制限は、国外で暮らす外国人に深刻な問題をもたらしている。コロナ禍の終息見通しはまだ立たないが、その真っただ中において外国暮らしをすることの不自由さやそれを乗り越えるための工夫を語り合うオンラインの場を設けたい、それが本セミナーの開催動機である。
 言うまでもなく、COVID-19のパンデミックは地球規模の自然災害である。奇しくも東北大学では昨年度から「災害と在日コリアン」をテーマにした韓国学中央研究院・海外韓国学萌芽型事業がスタートしていた。主に東日本大震災を念頭に置いて設定したテーマなのだが、今後起きるものも含めて多様な大規模災害をカバーするものである。そこで、その研究プロジェクトの一環として、本セミナーを開催する。日本に暮らしつつ韓国との関わりが深いコリアンたちの経験した、各自の立場によって異なる様々なコロナ体験を語り合い、そこから学べることを互いに共有することが本セミナーの趣旨である。また、その上で、今後のwithコロナ時代に向けてどのように備えればよいかについて、いろいろな立場や視点から議論を行っていきたい。

【開催日時】 
2020年6月26日(金)14時00分~17時00分

【開催場所】 
オンラインでの開催
※応募後に送られてくるURLから、お時間になりましたらご参加ください。

【使用言語】
韓国語

【応募方法・締切】
▼お申込みは下記 Web ページにて受け付けております。
https://forms.gle/7shjy5LVuQx7ykHs8  前日まで受付可能(100人)

【プログラム】
<1部:14:00~14:20>
挨拶   韓国学振興事業団長 李江漢
     東京大学名誉教授 伊藤亜人
趣旨説明 東北大学/東北韓国学フォーラム代表 李仁子

<2部:14:20~16:00>
報告①14:20-14:40 コロナ禍の在外国民保護活動:ダイヤモンドプリンセス号のコロナ対策の実践(駐横浜総領事館 総領事 尹喜粲)
報告②14:40-15:00 4次産業革命時代がもたらすデジタル朝鮮通信使への道(e-Corporation.JP代表取締役・社長 廉宗淳)
報告③15:00-15:20 コロナ禍の日韓交流(韓国国際交流財団東京事務所 所長 韓在豪)
報告④15:20-15:40 コロナ禍と在留韓国人の様々な物語(JH Media 代表 朴鍾暁)
報告⑤15:40-16:00 コロナ時代を生きる“日韓関係”-報道現場からの報告(BS-TBS報道制作局報道番組部「報道1930」ディレクター 朴眞煥)

<3部 16:10~16:55>
指定討論者コメント
 東京大学名誉教授 伊藤亜人
 人間文化研究機構 総合地球環境学研究所 特任助教 金セッピョル
 漢陽大学 文化人類學科博士課程、グローバル多文化研究院研究員 安鍾洙

パネルディスカッション

【主催】
東北大学教育学研究科
韓国学中央研究院 韓国学振興事業団 萌芽型事業
日本東アジア実学研究会     

【ポスター】
韓国語(PDF)
日本語(PDF)