
タイトル:『土着的近代研究 創刊号 ー二項対立・欧米型近代を超えて』
刊行日 :2023.4
著 者 :土着的近代研究会
ページ :128
出版社 :文理閣
ISBN :978-4-89259-939-2
内容紹介
「市場原理主義」に基づく「格差社会」から「平和的共生社会」への転換のためには、「欧米型近代」とは異なる「近代」の在り方が求められている。イスラム、アフリカ、韓国を事例に「土着的近代」構築の可能性を論じる。
(出版社紹介文より)
JAPAN SOCIETY FOR THE STUDIES ON TRUE AND REAL LEARNING OF EAST ASIA
日本東アジア実学研究会では学術交流の活性化を促すため、会員の図書をウェブサイトで紹介しています。

タイトル:『土着的近代研究 創刊号 ー二項対立・欧米型近代を超えて』
刊行日 :2023.4
著 者 :土着的近代研究会
ページ :128
出版社 :文理閣
ISBN :978-4-89259-939-2
内容紹介
「市場原理主義」に基づく「格差社会」から「平和的共生社会」への転換のためには、「欧米型近代」とは異なる「近代」の在り方が求められている。イスラム、アフリカ、韓国を事例に「土着的近代」構築の可能性を論じる。
(出版社紹介文より)

タイトル:『再び見る久しい未来:三元思考で解く東アジア概念史)』
原 題 :『다시 보는 옛 미래: 삼원 사고로 푸는 동아시아 개념사』
刊行日 :2023.2.10
著 者 :金鳳珍
ページ :415
出版社 :玩楽斎
ISBN :979-11-9778-205-3

タイトル:『伊藤仁斎ー孔孟の真血脈を知る』
刊行日 :2022.12.10
著 者 :澤井啓一
ページ :404
出版社 :ミネルヴァ書房
ISBN :978-46-2309-502-5
内容紹介
伊藤仁斎(1627年から1705年)儒学者。
京都・堀川に生まれ、若くして朱子学に傾倒するもやがてそのあり方に疑問を抱く。朱子学による解釈を排して孔子や孟子のテクストに直接向き合う古義学という方法を確立、その学塾古義堂は多数の門人を集めた。本書は京都を中心とした文化人や公家衆との交流、さらには同時代の東アジアの思想空間の中で仁斎を位置づけ、その思想を立体的に浮かび上がらせていく。
[ここがポイント]
◎ 同時代の日本だけでなく、東アジアの思想世界にも目配せしながら、仁斎の思想を立体的に浮かび上がらせる。
◎ 仁斎の思想はしばしば周囲の人々との共同作業を通して紡がれたものだった。長男の東涯をはじめ、周囲の人々や京都を中心とした文化人たちとの交流も丁寧に描く。
(出版社紹介文より)

タイトル:『イスラームと儒学ー「回儒学」による文明の融合』
刊行日 :2022/10/25
著 者 :アリム・トヘテイ
ページ :248
出版社 :明石書店
ISBN :978-47-5035-492-7
内容紹介
明清時代は中国においてムスリム共同体が定着し、イスラームと儒学に精通した思想家・学者が誕生した。イスラーム文明と中華文明双方の特徴、文化要素など豊富な資源に有機的に統一した文明対話を試みた思想体系を論する。
(出版社紹介文より)

タイトル:『日本と韓国、哲学で繋ぐ』
原 題 :『한국과 일본, 철학으로 잇다』
刊行日 :2022年10月10日
著 者 :柳生真
ページ :384頁
出版社 :図書出版モシヌンサラムドゥル(도서출판 모시는사람들)
ISBN :979-11-6629-140-1 (93150)
内容紹介
本書は韓国と日本の共通した主要哲学的テーマを比較することで、各国の哲学的特徴を理解し、その類似性と違いがどのような歴史的、地理的脈絡の中で形成されてきたのかを考察したものである。韓国と日本の哲学の親延性とともに、相互交流を通じた哲学的成熟の過程を理解することで、違いの中で類似性を、類似性の中で根源的な違いを読み取り、哲学的眼目を一段階高めていく。著者は日本人として日本-中国-韓国でそれぞれ短くない期間の学問的研鑽過程を経てきており、これを通じて東アジア三国の哲学をマクロ的に洞察できる目を育ててきた。本書は日本-中国を経て韓国に6年間滞在し、定着してきた日韓哲学比較作業の研究成果を盛り込んでおり、哲学的対話として日韓両国を結んでいる。
(出版社紹介文より)

タイトル:『弱いニーチェ:ニヒリズムからアニマシーへ』
刊行日 :2022年09月16日
著 者 :小倉紀蔵
ページ :304頁
出版社 :筑摩書房
ISBN :978-4-480-01756-7
内容紹介
ニーチェの言う「超人」は、弱い人間だった。世界哲学の視点からニーチェを読み直して見えてくる生命力あふれる人間像に混迷の時代を生き抜く新しい力を見出す。(出版社紹介文より)

タイトル:『「天下の大勢」の政治思想史 ─頼山陽から丸山眞男への航跡』
刊行日 :2022.6.15
著 者 :濱野靖一郎
ページ :400
出版社 :筑摩書房
ISBN :978-4-480-01749-9
内容紹介
丸山眞男は日本人の歴史意識の古層として「つぎつぎになりゆくいきほひ」を指摘した。「なりゆく」この「勢」の思想を最初に打ち出したのが頼山陽である。主体的能動的に「勢」の変化を制御していこうとする山陽の「天下の大勢」をめぐる思想は、日本近代史をいかに動かしていったか。幕末の老中・阿部正弘と堀田正睦、勝海舟、木戸孝允、徳富蘇峰、原敬の「大勢」認識から、三国同盟の「バスに乗り遅れるな」、終戦の詔勅の「世界ノ大勢亦我ニ利アラス」まで、「天下の大勢」思想の航跡をたどる。
(出版社紹介文より)
タイトル:『地方資本と森林・林業の近代化過程』
刊行日 :2022.5
著 者 :岡部保信
ページ :108頁
出版社 :日本林業調査会

タイトル:『安重根と日本、日本人』
原題 :『안중근과 일본, 일본인』
刊行日 :2022年03月25日
著 者 :金鳳珍(김봉진)
ページ :292頁
出版社 :知識産業社(지식산업사)
ISBN :978-89-423-9105-9(93910)
内容紹介
「韓国人安応七所懐」によると、東洋平和とは近代文明の侵略主義を止揚する共生、儒教の徳/力である。したがって、安重根の殉国は「真実を覆ってしまう」日本の無道徳/理欠に対する徳の制裁、審判だった。著者は日本論理の虚偽(propaganda)vs。東洋平和の真正性を対照させることで、安重根の思想がどのように今の歴史の戦争を終息させることができるかを明らかに示している。ロシアのウクライナ侵略が行われているこの時、「歴史和解」の東洋平和論は、私たちだけではなく、世界の人々が持ち上げなければならない炬火になるだろう。
(書評/著者からの一言より)
また本書は2019年12月、仙台での第15回<東アジア実学>国際フォーラムでの金鳳珍先生のご発表と、それをもとにしたご論稿「東アジアの「儒教的近代」と日本の「兵学的近代」」(『自然と実学』第5号、2020.4)ともつながる内容と思います。どうぞご参照ください。

タイトル:『韓国の行動原理』
刊行日 :2021年07月15日
著 者 :小倉 紀蔵
ページ :221頁
出版社 :PHP研究所
ISBN :978-4-569-84998-0
内容紹介
なぜ、法や条約よりも道徳を重視するのか。朱子学や「東学」、王朝の伝統などの背景を知れば、韓国の「いま」が読み解ける。
出版社解説
日韓請求権協定に関わる報道に接して、韓国人の法意識に疑問を持つ人は少なくない。
著者は韓国は法よりも道徳にこだわる国だと説く。朱子学の影響で、韓国では道徳は敵を叩き潰すための武器になっている。また、韓国の前近代が王朝であり、日本の前近代が封建社会であったことの違いも大きいといえる。
道徳にこだわる社会であるために、民主主義という概念に対する捉え方も、日本と韓国では異なる。韓国における民主主義は、「道徳的社会を実現する」ためのシステムと見なされている。ただし「法を軽視する韓国の民主主義はレベルが低い」と考えるのは危険である。韓国の法曹的能力は高く、「法」に関する世界の最先端のトレンドに敏感である。その一方で、著者は韓国を国家と思わず、一つの「運動団体」と捉えたほうがよいと説く。
韓国の実像は、日本ではまだまだ知られていない。韓国を知悉する東アジア思想研究者が、この国を理解するための視座を提供する一冊である。
(出版局ページより)
参考資料
・山本恭司編「開新実学事始め2」(2021.9.30) PDF