【会員の図書】松本智也『〈文事〉をめぐる日朝関係史近世後期の通信使外交と対馬藩』(春風社、 2023.7)

タイトル:『〈文事〉をめぐる日朝関係史近世後期の通信使外交と対馬藩』
刊行日 :2023.7
著 者 :松本智也
ページ :558
出版社 :春風社
ISBN :978-48-6110-880-8

内容紹介
秀吉の朝鮮出兵ののち、「善隣友好・平和外交」の象徴として200年、12回にわたって続いた通信使はなぜ失敗に終わったのか。近世後期の、日朝関係および東アジア史のターニングポイントともいえる時期を捉え、幕末にかけての通信使との学術・文才交流、すなわち「文事」と、日朝それぞれの識者の言説および対馬の歴史書にみられる対馬の「藩屏」認識という2つの視角から緻密かつダイナミックに考究。交易、政治面のみならず思想、学術・文化的な交流に焦点をあて、東アジアの大きな潮流のなかに日朝関係史を位置づける。

(出版社紹介文より)