【会員の図書】向静静『医学と儒学』(人文書院、2023.5.30)

タイトル:『医学と儒学』
刊行日 :2023.5.30
著 者 :向静静
ページ :346
出版社 :人文書院
ISBN :978-44-0904-124-6

内容紹介
近世日本の医家は、なぜ「復古」を唱えたのか
『論語』『孟子』『周礼』などの儒教経典、伊藤仁斎や荻生徂徠の儒学、麻疹・痘瘡・腸チフスなどの疫病、東アジアの国際情勢から様々な影響を受け、絶えず変容し続けていた近世日本の医学。古方派医学の「四大家」後藤艮山・香川修庵・山脇東洋・吉益東洞が実践した「復古」の多様性を解き明かし、彼らを近代医学的評価から解放する、近世日本医学史を再定位する意欲作。

(出版社紹介文より)